根絶者を考える　デリートの利点とか

ヴァンガード

デリートっていう唯一無二で寿命もそれなりに長そうな効果なので、久しぶりに新しいデッキを組んでみよう！と思ったんですが…意外と難しいですね。

デリート以外がすべて貧弱、という感じ？新システム超越もいい感じに殺しに来ています。きっつ！でも弱くないよ！強いよ！

 

デリートの効果を簡潔にまとめます。

  1. Vのパワーを0にする
  2. なくなるのはパワーとテキストだけ、それ以外の情報（グレード、名前、クラン、ツインドライブ）はそのまま
  3. 次の相手のエンドフェイズで解除
  4. 攻撃可
  5. ライド可
  6. BRは発動しない
  7. 超越可（名前とパワーは問題なく引き継ぎ。ふざけんな）

重要なのは1、6、7でしょうか。2は間違えやすいのでお互い注意！もし相手が勘違いしていたら、教えてあげましょう。

 

呪縛との違いは

  1. 攻撃できる
  2. 攻撃される
  3. 上書き（ライド）可
  4. 名前等の情報が残る

こんな感じでしょうか。

ツインドライブで手札の確保ができるので、ヒットを狙えなくても攻撃は忘れずに。

得られる利点も呪縛に非常に似ています。

  1. パワーダウンによる要求シールド値の上昇
  2. パワーダウンによる被要求シールド値の低下
  3. 効果を封じることで、展開やアタックの妨害

1の要求シールド値上昇は、デリートできれば絶対に得られる利点です。しかし、2、3は相手が再ライドに成功すれば得られなくなってしまいます。

そして1と合わせて2が非常に大きく、再ライドできないと大きなアドバンテージ差ができます。だってブースト無しならVの攻撃を実質無効化ですよ？完ガ一枚分と言っても過言ではないはず。例えブーストあったとしても、10k出せば余裕でガード。

 

どれくらい差ができてしまうか、例を出して考えてみます。

デリートに成功すると、相手のVはパワーが0になります。つまりこちらがVに攻撃する分には、前列全員に+10k〜13kが乗る様な物です。

R二列が両方とも元々10k要求で、V裏にも7kブーストがいたならVは15k要求になります(ゼイールもオクシズも一緒)。

この状態でデリートした場合の要求値は

  • 20k二列
  • 25kのV
となります。さらにさらに、相手が再ライドに失敗した場合！
もちろん相手のV次第ではありますが、どうせブースト込みで27kとか言って来るはずです。それがブースト分だけのパワーになってしまう。専用ブーストでも10kですから、こちらの11kに届かないのでトリガー無しならヒットすらせず！安全を考えても5k出せば二枚貫通です。
相手がレギオンなら、最低でも20k分のシールドが節約できます。もちろん、相手のVがそのターンに使おうとした効果が強力であればあるほど、デリートの効果は増します。
数字だけで簡単に出すと
  • こちらのターン:一列×10k
  • あいてのターン:Vのパワー分
一回のデリートでこれだけ得ができます。しかし、やはりコストが重め。しかも再ライドに成功された場合、コストに見合っているとは言い難いです。
なので、いかに相手に再ライドさせないか、と言うことが重要になります。

と、言いたいところですが、実際には妨害の手段が無いため、相手との運比べです。相手が再ライドできなくなるまでデリートしてやりましょう。

肝心のコストですが、現状主流は次の2体。ルルヱルルは知らん

それぞれコストは

レギオン時CB2と手札1枚のドロップ

CB3とR1体のソウルイン

両方共、決して軽くはありません。

ゼイールはまだCB2なので何回か狙えます（再ライド必須です）が、オクシズに至ってはCB3。これはきつい。

 

ところで根絶者というデッキは、まだカードプールが少ないせいかもしれませんが、デリートする以外には本当に何もできないデッキなんです。詳しくは後述しますが、とにかく何回かデリートを狙わなければお話にならないのです。

 

そこで出てくるのが、根絶者の優秀なFV。

デリート時に自身のソウルインで、CB1回復と1ドロー。

わあ、強すぎ。こいつがいれば実質コストが

ゼイールはCB1

オクシズはCB2

で済んでしまいます。これならまだ二回目、3回目が狙えるかな。

 

というわけで、もし3回のデリートを狙う場合、CBはいくつ必要なのか考えてみます。いやーこれのために長々とこの記事を書いてきたようなもんなんですよね。

といっても、

  1. 全部ゼイール
  2. ゼイール2オクシズ1
  3. ゼイール1オクシズ2

この3通りぐらいが限界だと思うので、そこで考えてみます。

  1. 2+2+2=6
  2. 2+2+3=7
  3. 2+3+3=8

これは酷い。FVをイゴールにして、それぞれ-1したとしても5,6,7です。

6もぎりぎり許せます。ヒール一回でいいんですから。ただし7、テメーは駄目だ。

というわけで、FVがシズクでもないのにレギオン2回は必須、ということに。

一応イゴールでドローできるし、カットラス互換もいるので、フル活用して何とかならないかなぁ？という感じです。こればっかりは組んでみないとわかりません。

ついでにドローを充実させれば、イゴールを複数積みにしてさらなる誘発を狙うこともできます。個人的にはこれを狙ってみたい。

 

 

最後に、超越がやばい、というお話です。

もうやばいです。本当に根絶者終了かも。

 

さきほど書いたとおり、デリートは相手が再ライドにできなかった時に真価を発揮します。

相手がG3を持っていなければ、持っていてもメインＶでなければ、こちらの負担がかなり軽減されることになり、その軽減された分がアドになるわけです。

しかし超越では・・・

一時的にGユニットになるだけなので、手札にあるのがサブのG3しかない！と言うかG3無い！という時でも、ご安心下さい！G3以上になるように捨てれば…はい！超越！デリートされていてもお構いなし、パワー追加もきちんと発動。あくまでライドではないので相手のVがオクシズでも問題なし、手札コストもいりません。

・・・相手が再ライドできなくなるまでデリートしてやる！がコンセプトなのに、G3一枚、もしくはG2G1一枚ずつとかで回避されてしまいます。そしてGユニットはトリプルドライブ持ち。超越による手札コストを補うなんて、余裕余裕・・・

デリートされたら、多少の無理をしてでも超越すべきです。それだけのアドが得られて、ディスアドが回避できます。くっ・・・

今のところ、超越に対してどうしよう、とは具体的に考えられていません。今度、友人に超越ありで相手してもらって考える予定です。さて、弱点はあるのかどうか。

 

大体デリートのことはかけたと思うので、次は根絶者の優秀…なユニットを見ていきましょう。

と思ったんですがすでに長すぎるので一度切ります。

次は、ユニットの解説をしていきたいです。

・・・必要なのかなぁ？